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遠州屋染店

2012 - 07/23 [Mon] - 10:00

お祭りの気分を盛り上げてくれるものとして、
浴衣や法被など、衣装は重要な要素ですよね。

img-7030916-0009.jpg img-7030916-0007_web.jpg

自分もいつかオリジナルの法被や浴衣を作ってお祭りに参加したい・・・

でもあのお祭りの衣装や字体・デザインはどうやって作られているのでしょう?

というわけで、今回は市内の各町内の浴衣・法被や手ぬぐいなどをはじめ、染物全般を手がける、老舗の染物店
「遠州屋染店」にお邪魔して、いろいろとお話を伺ってきました!


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「遠州屋染店」は明治元年に創業された、老舗の染物店。

元々は遠州地方の花火職人であった先代が、花火大会の時に三島に移り住んできたことから、その歴史は始まります。

あれ?花火職人と染物がどうして結びつくの?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

それはなぜか。
実は花火の火薬の着色に使う染料が、生地の染料にも利用されていたからなんですね。

夏は花火作りに精を出し、冬場は染物に専念する。
お茶屋さんが海苔を扱っているのと似た理由かと思われます。
昔の人は働き者ですね!

遠州屋染店5代目当主、高林さんに案内をしていただき、染物店の中を案内していただきました。

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これこそ職人が働いている現場。
長年使い込まれた道具たちは、その存在だけでも歴史を物語るほどの貫禄があります。
高林さんが手にされているのは、染物に使う型紙。

この型紙は柿渋染み込ませ防水補強した和紙で紗を挟み込み、型抜きした模様がズレないような工夫をなされています。(写真:型が抜かれている部分に紗がかかっているのがわかるでしょうか?)

IMG_0029.jpg

この型紙は伊勢型紙と呼ばれており、その昔は伊勢の職人が全国に販売していたそうです。(何度も使用しているうちにボロボロになってしまうので、当時の型紙は現存しているものが少なく、現在は高価な値段で取引されている様です。遠州屋染店には古くからの型紙がたーくさん残されていました!これだけでも一つの芸術品のよう!)

CIMG4808.jpg IMG_1664.jpg


作成には複数の職人による熟練の技術が必要ということで、簡単な物なら染色の職人でも作ることが可能ということですが、難しいものになると、やはり専門の職人さんに頼んで作成してもらうそうです。

この「型紙」「染料」に加え、塗った場所が染まらなくなる「防染糊」を併用して、様々な色・柄物の染物が作られるということです。

とはいえ、染物といっても素材の違いや柄の複雑さ、費用等で様々な染め方があるそうで、

  注染(ちゅうせん)染め[染めたい部分を防染糊で囲って土手を作り、その中に染料を注ぎ込んで染色する技法]
  引き染め[生地に染料をハケで塗る]
  捺染(なっせん)染め[シルクスクリーンの要領・孔版を用いて染料を置いていく技法。]
  抜染(ばっせん)[捺染の一種。先染めの生地から型を用いて色を抜く方法]

と、教えて頂いただけでもこれだけの技法があり、その一つ一つが熟練の技術を要するもの。
染物の奥深さを知ることができました。

それではここで、実際に染め上がった、身近な町内会の粋~なモノを拝見させていただくことができたので、いくつかご紹介しちゃいます!

まずは大中島町内会の手ぬぐい!
この生地をベースにシャツも作るそうです。
これは相当カッコ良さそうな予感!!!
お祭りの日が楽しみですね~!
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そしてこちらは御園囃子会の法被!
襟、帯など細部にいたるまで全て染物で仕上げられた、こだわりの逸品!
早く実際に纏っている姿を拝見させていただきたいッ!!!
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↑こちらは帯に使われる角字のパターン。かっこいい!
IMG_1671.jpg IMG_1679.jpg CIMG4830.jpg
↑襟の裏側には名入れの小判も。  ↑背中には大きく「御園」の文字が輝きます

この他にもご紹介できない、他の町内会の染物も何点か拝見させていただきました。
三島っ子って、なんて粋~な方々なんでしょう!
お祭りの日が本当に待ち遠しいですね!

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最近ではインクジェットプリントの技術が発展してきており、ポリエステル系の生地が使われている旗(街でもよく見かけるのぼり)などは、ほぼ100%、機械刷りだそうです。
旗だけではなく、法被などもインクジェットで作れる時代になっているようです。

しかし出来栄えを見れば一目瞭然。
機械には絶対に出せない味と風格、そして実際に人が纏った時の存在感。
これは職人が作ったものでなければ感じられないものだと思います。
低コストかつ利便性が求められる時代ではありますが、
昔から代々受け継がれてきた、我々日本人が世界に誇るべき職人技。

ただし、それだけでは染物の技術を守っていくことはできません。
生地の染料を洗い流せる三島の水の美しさ、
これがなければ三島での染物は成り立たなかったでしょう。

いつまでもその伝統と自然を守り、受け継ぎ、後世に伝えていきたいですね。
遠州屋染店 高林さん、ありがとうございました。

IMG_0063_2.jpg CIMG4837_2.jpg

:::::::::::::::::::::::::
- 遠州屋染店 -

住所 静岡県三島市東本町2-3-51
電話 055-975-2204


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