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言成地蔵尊

2012 - 10/26 [Fri] - 17:19

地元の方々は、何度か耳にしたことがあるのではないでしょうか。

齢6才だった幼い少女『小菊』の悲しいお話
私も小学生の時、先生に連れられてお参りしました『言成地蔵尊』です。

DSCF2890_20130323163627.jpg IMG_0247_20130323163628.jpg


小菊は、現在の東本町周辺にあたる三島二日町尾州藩の浪士『尾張屋源内』の一人娘でした。
ある日小菊は、参勤交代で通りかかった播州明石の城主『松平若狭守(わかさのかみ)直明』の大名行列を見物しようと訪れていた母の姿を街中で見かけます。
しかし、そこは大名行列が通る道を挟んだ向かい側。
町の人々が頭を低く下げ、行列が過ぎていくのを待っている最中でした。

そこで気付いた母親は彼女の身を案じ、粗相があってはいけないと慌てて声をかけます。
ところが、名を呼ばれたと勘違いをした小菊はそのまま道を横切ってしまい―…。

当時、大名行列の前を横切ったり、列を乱すような行為は無礼な行ないとみなされ、場合によってはその場での「無礼討ち(切捨御免)」も認められていました。
武士が町人・百姓らから耐え難い「無礼」を受けた時は斬殺しても処罰されないとされ、無礼な行為によって武士の名誉が傷つけられる事を制止するための正当防衛と認識されていたのです。

とはいえ、小菊はまだ幼子。
役人の中には、「犬だ。捨てておけ。」と見逃す声もあったのですが、彼女は供先役人の手によって本陣へ連れていかれます。
町民や玉沢にある妙法華寺の上人が掛け合ったことで一時は難を逃れたはずが、松平が短気であったことや父親が明石藩と不仲にある尾張の国の者であることから、最終的に彼女は手討ちになってしまいました。

そして、そんな無残な我が子の死を知った源内は仇討ちへ。
元尾張藩の砲術の名手でもあった源内は箱根に身を隠し、行列が通るのを狙い鉄砲を撃つのですが、供役人の機転により籠に松平の姿はありませんでした。
まもなく、源内は無念さを噛み締めたまま、自ら命を絶ってしまいます…。

IMG_0249.jpg IMG_0252.jpg

そんな哀れな小菊の霊を慰めようと、人々は地蔵尊として祀り、その後供養に励んだそうです。
言成地蔵尊』という名は、小菊が捕まり命乞いをする際、『何でもお殿様の言うことを聞くから堪忍してください。』と泣き懇願した言葉に由来すると言われております。
その言葉のままに、小菊は大名の言いなりに斬られ、命を絶れたわけですね。
今聞いても、胸が張り裂けそうになります。

しかし、悲痛な歴史があるのにも関わらず、熱心に願い参拝すると『何でも必ず願いを叶えてくれる』と言い伝えられています。
人々の哀れみ労る気持ちが、きっと彼女に届いたのでしょう。
この供養の気持ちが途切れることなく、以後の三島市民にも語り継がれることを願います。


※簡略的なものが市のホームページに掲載されていますので、そちらもどうぞ。


そして、脱線にはなりますが…
映画『十三人の刺客』。
これの題材になったのが、この『言成地蔵尊』ではないかと言われております。

明石藩の暴君藩主、尾張藩との確執、残忍な娘への仕打ち。
映画内では、役所広司さんが演じる『島田新左衛門』の娘が両手両足を斬られていましたが、小菊も斬られていたという見解もあります。
実際、大名が怒り狂った際に放った言葉が、「供先を切りし不届き者。手を切り足を切り極刑せよ。」というものでした。

とはいえ、あくまでも「もしかしたら~」というお話です
その時代が織り成す歴史には様々なものがありますが、今の私たちには理解が追いつきませんね。
どうも、切ないなーと思わざるを得ません。



【参考文献】

・ホームページ

三島市:http://www.city.mishima.shizuoka.jp/ipn000319.html
門前町下田街道祭り:http://www.mishima.info/shimodakaidou/iinari.html

・その他

言成地蔵尊の境内看板(上記写真参照)



言成地蔵尊

静岡県三島市東本町1丁目13


大きな地図で見る

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 はじめまして、こんばんわ。
 当ブログでも「言成地蔵尊」の記事をアップしております。悲しい言い伝えですね。涙無しではかたれません。明石には評判のよくない大名が3人はいるようで、中でも「松平」姓の2人がこの事件の大名の候補かもしれませんね。
 三島神社の静謐、まどろみ神社の存在、美しい川、三島の名物・鰻・・素晴らしい街です。また伺いたいと考えております。

Re:

 はじめまして、こんにちは。この度は、ブログを読んでいただきましてありがとうございます!!
 このブログをアップする際、様々な方の関連ブログを読ませていただきましたが、市内外の多くの方が関心を寄せては悲しんでくださっていました。もっとも切ないのは、こんな悲しい言い伝えを持ちつつも、人々に忘れ去られてしまうことです。こうして知る私たちが微力ながらも発信し続け、他の人々と共に悲しみ語り継いでくださればと思います。
 恐れながら、サムライ銅像研究会さまのブログも拝見させていただきました。言成地蔵尊が『十三人の刺客』の元ネタではないにしろ、以前はそういう時代だったということ自体が恐ろしいですね。
 日本各地に出向いていらっしゃるサムライ銅像研究会さまが、再度三島に立ち寄ってくださることを心待ちにしております。よろしければ、ブログもお暇なときにでも覗いてみてくださいねー。

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