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菊まつり
三島の秋の風物詩といえば『菊まつり』
今年も10月30日~11月30日の1ヵ月間、楽寿園で『菊まつり』が開催されますよー
ということを聞きつけたアイラブスタッフは、早速開催初日に行ってきました。
今年で60回を数える『菊まつり』。
楽寿園の職員の方々の手によって、歴史的な建造物が菊を用いて表現される『大型盆景』が、毎年注目を集めています。
そして、今年の大型盆景を飾るのは『久能山東照宮』です。
平成22年12月、当時の最高技術と芸術をもって造営された社殿が国宝に指定されたことは、皆さまも記憶に新しいかと思います。
徳川家康を祀る全国初の神社として、静岡市駿河区内の久能山に鎮座されている久能山東照宮。
なんと平成27年をもって、御鎮座400年周年を迎えるとのこと
(参考までに、久能山東照宮HPも合わせてどうぞ。)
残念ながら、屋根に施されていた菊は未だ花を咲かせてはいませんでした
とはいえ、建物の風格は圧巻そのもの
細部まで再現された『久能山東照宮』は、まるで本物を目の当たりにしているかのよう。
色鮮やかな装飾は、きっと屋根の菊が咲いた頃には一段と映えるに違いありません。
見応えるのある菊で表現された『久能山東照宮』は、一見の価値はありますよー
ちなみに、大型盆景を始めたのは平成5年からだそうです。
その年から、毎年楽寿園の職員たちの手で作られています。
4・5月から準備に取り掛かり、9月末から設置し建設を行うという大きなプロジェクトのもと、目にも美しく楽しい
『大型盆景』が出来上がるというわけですね。
そういえば、誇らしげな職員の方々の顔をお見受けしました
菊まつりが終わってしまうと解体してしまうらしいのですが、大型盆景にかける職員の皆さんの情熱
がひしひしと大型盆景から伝わってくるような気がします。
11月7日から13日はライトアップもしているそうです
この他にも、園内には鉢に植えられた菊が多く飾られていました。
その数、約6000鉢
10月30日から11月15日まで、菊まつりと並行して園内では『第60回東海菊花大会』も行われるため、市外からも多く出品されます。
(クリックすると写真が拡大するのでどうぞ。)
ここで豆知識
キク科の植物は被子植物(大まかに花の咲く植物のこと)の中で種数が最も多く、日本では野菊が350種類ほど自生していると言われております。
日本でも菊は馴染み深く、春の桜に対して、菊は日本の秋を象徴する花とされています。
50円玉、パスポート、家紋などにも使用されていたりします。
その中でも、園内で展示されている菊は―…
屋根に使われている菊は『スプレー菊』と呼ばれ、枝分かれてして多くの花をつける菊のことです。
鉢に植えられている菊の大半は、観賞用として好事家に栽培されることが多い『大菊』と呼ばれる菊でした。
『大菊』にも種類があり、多数の花弁が中心に向かってこんもりと盛り上がった『厚物』と、花弁が管状になり直線的に放射状にのびる『管物』に分かれています。
他にも『洋菊』などもあり、背格好も色も様々ですが同種でも出品者によっては見た目は異なるため、さらに面白味が増します。
さて、肝心の菊まつりですが、見頃は11月10日から15日だそうです。
ぜひぜひ、皆さまお誘い合わせて足を運んでみてください
園内では、良質の菊苗の販売もしていましたよ~
菊まつり
開催期間:10月30日(火)~11月30日(金)
・~11月15日(木):第60回東海菊花大会
・~11月14日(火):栽培技術相談(11月5日/9日/10日は休み)
菊花、菊苗即売所(11月5日/9日/10日は休み)
・11月7日(水)~13日(火):夜菊鑑賞(ライトアップ)
※休園日:11月19日(月)/26日(月)
開園時間:10月30日/31日 午前9時~午後5時(最終入園午後4時30分)
11月1日~30日 午前9時~午後4時30分(最終入園午後4時)
夜菊鑑賞中のみ、午後9時まで(最終入園は午後8時30分)
その他詳細は、ホームページへ。
楽寿園:http://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/
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