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明日は春分の日 -ぼたもちのはなし-

2013 - 03/19 [Tue] - 14:30

こんにちは。スタッフR.Sです。

明日、3/20は春分の日
昼夜の長さが(ほぼ)同じになる日であり、
この日の前後3日間、計7日間のことを"お彼岸"といいます。

日本では「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として知られていますね。

この彼岸の期間に行われる先祖供養を目的とした儀式のことを"彼岸会(ひがんえ)"と言いますが、これはインドの仏教の習慣には無いそうです。

一方、仏教用語の"彼岸"は、人々が欲や煩悩から解放された世界とのこと。


う~ん、どうも「彼岸」という言葉の持つ二つの意味が結びつきが見えてきませんね?


zazen.jpg

この現代の"お彼岸"の風習は、
浄土思想で信じられている、極楽浄土は
「西方の遥かかなたにある(西方浄土)」

という考え方によって結び付けられます。


春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、
日想観(にっそうかん:西方にある極楽浄土の
所在を思い浮かべる修行)を行うには最適

であるとしています。



今、私たちが住んでいる現世は"此岸(しがん)"、欲や煩悩から解放された世界=極楽浄土、すなわち仏となって向かう場所のことを"彼岸"

我々日本人にとっては「仏様=ご先祖様」という考え方があるので、現在の「お彼岸の日はご先祖様に感謝し、供養する」風習に結び付いたと思われます。

では、今日の本題に入りましょう。

「なぜ、お彼岸にはお萩(牡丹餅)を食べるのか?」

ohagi_2.jpg

これには、先に述べた仏教・日想観に加え、民間信仰である"日願(ひがん)"、すなわち、太陽信仰(たいようしんこう:植物の成長に必要な太陽への信仰)や稲魂信仰(いなだましんこう:お米への信仰/五穀豊穣祈願)が関わってくるようです。

春分・秋分は日本古来から非常に重要な節目であり、「日に願う」日願の日。
春には豊穣を祈り、秋には収穫を感謝する日でした。

このお供え物として作られたのが、お萩です。
お萩は秋。
牡丹餅は春。
同じ食べ物でも名前が変わるのは、それぞれの季節に花を咲かせる姿をイメージしたことが名前の由来であるそうです。

お萩は、もち米とうるち米を混ぜて蒸し、米粒が残るように捏ねた後、小豆の餡で包んだもの。

材料となる米や小豆は、秋のお彼岸頃に収穫されたものが使われたので、水分量の多い旬の小豆は皮も柔らかいので、加工の簡単な"つぶ餡"に、乾燥の進んでしまった春には、皮を取り除かないと食べにくかったことから"こし餡"になったという説があります。

しかし、秋には旬の小豆のお萩を供えるというのはわかりますが、春にも旬を過ぎた小豆を使った牡丹餅を供えるのはなぜでしょう?

この問題を解くヒントには、お萩(牡丹餅)の形にあるようです。

古来から、小豆には、その赤色自体に呪術的意味合いがあって、魔除けや穢れ払い、厄除けの祭祀に用いられてきました。
おめでたいことがある日にお赤飯を炊くのも、こういった理由からですよね。

でも、お赤飯ではなく、なぜ団子状のお萩(牡丹餅)が供えられるようになったのでしょうか?

これには、お月見の日に団子を供えるのと同じ理由が垣間見えてきます。

月見団子は満月を模して作られています。

では、お萩(牡丹餅)はというと・・・

ohagi.jpg sun.jpg

いかがでしょうか。

球体の部分が米、そこから発せられる光が餡、太陽に似てはいませんか?

小豆の赤は太陽の放つ光、そしてはその光のエネルギーから得られた産物。
お彼岸の成り立ちに関係している日願=稲魂信仰・太陽信仰と、大きく関わり合いを持っていると言えないでしょうか?

また、先に述べた"日想観"ですが、これを行う方法に、
「心を堅くとどめて乱すことなく、一すじに想いつめて他のことに触れず、こうして夕日がまさに沈もうとして、ちょうど空に鼓をかけたようになるありさまを見る」
とあります。

太鼓のような形をしていて、太陽に似ているもの・・・

これこそ、旬の季節を問わず、お萩(牡丹餅)がお彼岸のお供え物として捧げられている理由かもしれません。


明日はお彼岸の中日、春分の日。

沈む夕焼けを眺めながら、ご先祖様、そして太陽に感謝して、牡丹餅をほおばると、実りある春を迎えられると思いますよ~。


それでは皆様、よい休日を。




◎=マメ知識=◎

江戸後期の国学者 谷川士清(たにかわことすが)編、『和訓栞(わくんのしおり)』によると、「牡丹餅は春の名、夜船は夏の名なり。萩の巻は秋の名なり、北窓は冬の名なり。夜船は着くを知らず、北窓は月入らずとぞ。」とあるそうです。

お萩(牡丹餅)は、餅の様には搗かないことから「着く-搗く」「月-搗き」と言葉遊びになっているようです。
昔の人は粋ですね~。

※今日のブログは広島県普門寺副住職 吉村昇洋さんのブログを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。


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